運営者そして買い物客とをこれまでにないスケールで結びつけることによりもたらされるものです。

 

Ahold DelhaizeとHanshowは、2018年に欧州の一部店舗で電子棚札(ESL)とその他デジタルソリューションの設置のために提携を開始しました。この提携関係は、のちにヨーロッパ中の数百の店舗、1000万台超のESLという尋常でない数のデバイス群の同期・管理をカバーするまでに拡大しました。

 

ESLは、小売デジタル化の「積み木ブロック」であり、これらを接続するための効果的なソリューションは、効率の最大化と新たな可能性を切り開くために必要不可欠です。ESLは、買い物客が容易に商品情報を取得し、モバイルフォンや近距離無線通信カードで便利に支払えるようにするだけでなく、消費期限が近いアイテムに対する自動的な価格低減等のより迅速でダイナミックな値付け方法をも可能にします。ESLは、それだけで既に店舗運営効率を大いに増加しますが、数百店舗に分散する何千万個のESLを1つのクラウドベースネットワーク上でリモート管理する能力は、HanshowのPriSmart SaaS Solutionが発売されるまでは達成されていませんでした。

 

Hanshowは、欧州全土に広がる店舗ネットワークのクラウドベースの管理を実現するため、Microsoftと協力し、大量の統合を取り扱うことが可能なSaaSソリューションを開発しました。Hanshowのオペレーティングシステムは、Microsoft Azure Database for MySQL上で動作するようにカスタマイズされ、クラウドベースの管理の潜在力を解き放ちました。Microsoftの確立した産業標準Azureサービスが既に導入されていることで、これらの店舗は、ESLとその他店舗内デジタルソリューションを直ちに運用することが可能です。

 

クラウドサービスを通じたソリューションは、リテール分野で急速に拡大しています。Microsoftの2020IoTシグナルレポートにあるように、世界の3000人を超える企業の意思決定者へのアンケートによれば、小売業界はIoT関連ソリューションの採用率が94%と製造業や医療業界よりも高くなっています。グローバルなリサーチ会社であるGartnerの試算では、「パブリックなクラウドサービスに支払う世界の最終消費者の出費は、2020年に$257.5億ドルだったのが、2021年には18.4%成長し$304.9億ドルに達すると予測されています」。*

 

Hanshow SaaSソリューションは、繁忙時間の時給上昇、労働コスト、スペースの制約、そして全体的な生産性といった小売業者にとっての数多くの困難な課題に対処しています。以前のシナリオでは、小売業者は自前のサーバーとインフラシステムをオンプレミスで設置し運用する必要があります。これには巨額の投資と、膨大な設定時間、そしてIT専任者による入力作業が必要でした。巨大な小売業者では、所定日に複数の店舗で数百万個の価格更新が必要です。Hanshow SaaSシステムを通じて、300万個のESLをわずか80分で更新でき、どこからのシステムログインでも簡単に行えます。

Hanshow SaaSソリューションは、グローバルな小売業者にインテリジェントで、設置が容易で、ユーザーフレンドリーで分析駆動型のプラットフォームをご提供します。

 

複雑で、高価で、時間がかかるハードウェアインフラ設置を含む従来のオンプレミス設置は不要です。Hanshow SaaSを採用することで、IT運用効率を著しく増大する一方、直接経費を基本的になくすことが可能です。Hanshow SaaSは、到着時に直ちに使える状態で、いつどこからでも直ちにアクセス可能です。

 

データは、地理的な分断を超えて共有され、シームレスなリモートモニタリングや更新も可能です。SaaSを通じて、このデータ共有やリモートモニタリングは、世界中の店舗システムを管理可能です。これにより劇的に効率改善し、エラーやシステム問題の素早い修正が可能になります。

 

値段更新やその他ESLまたはデジタルソリューションのアップグレードは、驚異的スピードで行われます。300万個のESLの平均更新時間は、わずか80分です。

Hanshowは、クラウドベースのネットワークに必要なセキュリティ向上にフォーカスし、Microsoft AzureベースのHanshow SaaSのデータ安全性の検証のため、グローバルセキュリティ会社を通じて第三者セキュリティテストを実施しました。これにより、ユーザーは、システムセキュリティの状態を容易に確認でき、セキュリティ脅威に対して考えられる最高の防止手段をご提供しています。

 

「小売業界におけるこのスケールと進歩は、Hanshowのイノベーティブな管理ソフトを使用し、Microsoft SaaSの安全性、安定性、スケーラビリティ、そしてスピードによって可能になりました。」Microsoft Asiaのリテール&消費者向け製品の地域リーダーであるRaj Raguneethanはこう言います。「私達は、この仕事を通じて、IoTとSaaSを使ってできることのほんの一部を垣間見たにすぎません。」

 

1000万個を超えるESLは既に設置されSaaSと統合されていますが、システムは必要であればもっと多くのことを取り扱えます。「SaaSと小売デジタル化を統合することで、可能性は無限大です」Hanshow Executive ChairmanでCEOでもあるShiguo Houはこう言います。「デジタル店舗ソリューションは今や世界最大の小売業者にとっては現実になっています。これが未来です。私達は既にこの技術が買い物客や小売業者にもたらす様々なメリットを確認しており、Hanshowは、これらのブレイクスルーを一層大きなスケールで続ける努力を惜しみません。」

 

*Gartnerプレスリリース。「Gartnerは世界のパブリックなクラウドへのエンドユーザー出費が2021年に18%成長すると予測」、2020年11月17日、[https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2020-11-17-gartner-forecasts-worldwide-public-cloud-end-user-spending-to-grow-18-percent-in-2021]

 

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