先日開催された「NRF 2026」において、HanshowMicrosoftと既存の戦略的パートナーシップを基盤に協業をさらに推進し、その継続的な深化を示しました。両社は、次世代デジタルツイン店舗の将来像および基盤構想の構築に向けて連携し、小売業のデジタルトランスフォーメーションに伴う運営の高度化、オムニチャネル体験の統合、ならびに持続的成長といった課題への対応を目指しています。

これにより、グローバル小売事業者がデータドリブンで全体を可視化し、より高いレジリエンスを備えた新たな店舗運営モデルを構築できるよう支援していきます。

  • 体系化された基盤で、産業の本格的なデジタル変革を推進

今回の協業は、HanshowとMicrosoftの既存の戦略的パートナーシップの重要な発展として位置づけられます。両社は小売業の進化に関する共通認識のもと、次の成長段階における競争力は単体の技術ツールではなく、運用の精度向上、優れたコスト効率、そしてスケール可能な展開力を兼ね備えた「体系化された基盤」から生まれると捉えています。この強力な連携により、最先端の実店舗デジタル化技術と、世界をリードするクラウドプラットフォームの能力を融合。全領域のデータ統合、リアルタイムな意思決定の最適化、さらにはスケーラブルかつアジャイルなイノベーションを支える次世代のデジタル基盤を構築し、小売のデジタル化を「点」の取り組みから、全体最適を実現するインテリジェントな段階へと押し進めていきます。

Hanshow副社長兼グローバルセールス責任者の李良衍は次のように述べています。
「現在の小売事業者に求められているのは個別に存在する単一の技術ではなく、実際の店舗シーンに即した包括的なデジタルソリューションです。Hanshowはデジタルツイン店舗こそが小売デジタル化の長期的な発展方向であると捉えています。Microsoft との協業を通じて、店舗デジタル化ソリューションとクラウドベースのデジタルツイン技術の融合を探究し、よりスマートで高効率な小売オペレーションの実現を支援していきます。」

  • 高精度なセンシングからクラウドインテリジェンスまでのフルスタック連携

本協業の中核は、両社の強みを相互に補完・統合し、クラウドまでをカバーする包括的な技術スタックを構築することにあります。

  • Hanshowは店舗レベルのリアルタイムなデータ把握と実行力を提供

革新的なデュアルモード通信プロトコルを基盤に、センチメートル級の空間測位能力を備えた最新の Nebular Ultra 電子棚札 や N5 AI スマートカメラ をはじめとする各種 IoT デバイスを高度に統合。店舗内の「人・物・場」に関する状態をリアルタイムかつ高精度で可視化する、店舗レベルのセンシングおよびアジャイルな実行ネットワークを構築しています。

これにより、デジタルツインに必要となる全域・継続・高信頼性の中核データソースを提供し、店舗運営の継続的な最適化を実現します。

  • Microsoftは信頼性の高いクラウドサービス基盤を提供

MicrosoftAzureクラウドプラットフォームおよび関連サービスを通じて、デジタルツインの中核となるクラウド基盤を提供します。本プラットフォームはHanshowが収集・統合するリアルタイムデータを集約し、スケーラブルなデジタルツイン・モデリングを実現するとともに、高度なデータ分析および AI 機能を備えています。

これにより、パートナー企業は複雑化する小売環境に対応したデジタルツインアプリケーションを構築・運用・最適化することが可能となります。

Microsoft グローバル バイスプレジデント 兼 グローバル ISV ビジネス責任者の Sandy Gupta 氏は次のように述べています。
「デジタルツイン技術は複雑な物理環境をより深く理解し、最適化するための有力な手段となります。Microsoftのクラウドおよびデジタルツインの能力とHanshowが長年にわたり培ってきた小売店舗デジタル化分野での知見を融合させることで、クラウドプラットフォームを通じた小売業における新たな活用シーンを探求し、洞察力、効率性、そしてイノベーションの向上に貢献していきます。」

  • オープンで高効率かつスケーラブルな業界デジタル基盤の構築

両社の協業は、小売業界全体に向けた長期的かつ共通のデジタル基盤の確立を見据え、以下の目標を軸に推進していきます。

  • オープンかつスケーラブルな技術基盤の構築:

デジタルツイン店舗に向けたオープンで拡張性の高い技術基盤を共同で開発し、将来の多様なアプリケーションやデバイスのシームレスな接続を可能にします。

  • インフラ技術の標準化推進:

スマートストアにおける基盤インターフェースやデータプロトコルの標準化を促進し、業界全体の統合コストと運用の複雑性を低減します。

  • 運営効率向上:

デジタルツインを活用し、オペレーションプロセスを可視化・分析・最適化することで、サプライチェーンから売場、在庫管理から人材活用に至るまで、全体的な運営水準を大幅に向上させます。

  • データ資産を軸とした価値創出の深化:

リアルタイムデータの事業価値を最大化し、需要予測や自動化された意思決定を実現することで、コスト削減と収益拡大の両立を小売事業者に提供します。

  • パートナーと共に未来のアプリケーション創出へ

NRF 2026 において両社の戦略的協業の段階的な成果を発信するこの機会に、Hanshow Microsoftは世界中の小売事業者ソリューションプロバイダー、そしてテクノロジーパートナーに向け、オープンな協業への参加を呼びかけます。

両社は、デジタルツイン店舗の価値最大化は、エコシステム全体による共創によって初めて実現できると考えています。今後は技術統合などを更にはビジネスモデルの革新に至るまで、さまざまな領域でパートナーの皆様と協力し、小売のデジタル化をよりスマートで高効率、かつ持続可能な未来へと共に推進していくことを期待しています。